古物商許可Q&A

Q.古物商を始めるのに試験はありますか?
A.試験はありません。欠格要件に当てはまらなければ原則として、誰でも許可を取得することができます。

Q.フリーマーケットやインターネットオークションをする場合、古物商許可は必要ですか?
A.自宅で不要になった品を売るだけであれば、許可は必要ありません。しかし、仕入れを行って利益を出す目的で出品するような場合、古物を扱う営業を行っているとして、許可が必要になります。

Q.許可取得までの期間はどれくらいかかりますか?
A.警察署に提出して受理されてから約1ヶ月~2ヶ月ほどかかりますので、早めに準備されることをお勧めします。

Q.古物商を申請する際に、新たに店舗を設ける必要がありますか?
A.特にその必要はありません。自宅を事務所として利用することも可能です。ただし、県営住宅や市営住宅などの賃貸は、原則として古物営業の事務所として使用することを承諾してもらえないので、注意が必要です。

Q.古物を無料で引き取って、修理などをして販売する場合、古物商許可は必要ですか?
A.古物商許可は必要ありません。古物の売却のみを行う営業の場合には古物商の許可は必要ありません。しかし、少額でもお金を支払って引き取る場合には許可が必要になります

Q.個人で古物商許可を取得していて、新たに会社を設立して古物の営業を行う場合、個人で取得した古物商許可を法人に引き継ぐことはできますか?
A.個人で取得した古物商許可を法人に引き継がせることはできません。新たに会社を作って古物営業を行う場合は、また新たに古物商許可申請を行う必要があります。